ハンドルネーム ベランダ電力研究家・ワダミニ プロフィール マンションのベランダで「どこまで電力自給できるか」を泥臭く検証する人。ホットプレート、炊飯、スマホ充電など“生活に落とした実験”を公開。スペック表より実体験。防災×省エネ×ミニマル電力生活を研究中。
2026年3月10日火曜日
⑧ 停電時に“本当に役立つ”家電ランキング【実測データから選定】
イメージ画像 ㏚ KW:停電 ポータブル電源 何ができる
停電が起きたとき、
「ポータブル電源で何ができるのか?」
これは多くの人が抱える疑問だ。
検索でも「停電 ポータブル電源 何ができる」というワードが多く、
“どの家電が本当に役立つのか”を知りたい人が増えている。
しかし、実際に停電を経験すると分かるのは、
「役立つ家電」と「電力を食うだけの家電」がはっきり分かれるということ。
今回は、700Whクラスのポータブル電源を使い、
停電時に“本当に役立つ家電”を実測データからランキング化した。
🥇 第1位:スマホ(通信)
■ 理由:情報・連絡・ライト・決済…すべての中心
停電時に最も重要なのは 情報。
スマホがあれば、
災害情報
家族との連絡
地図
モバイルバッテリー代わり
キャッシュレス決済
ライト代わり
すべてがまかなえる。
■ 実測:700Whで何回充電できる?
iPhone:25〜28回
Android:15〜18回
(※前回の実測データより)
■ 消費電力
1回の充電で 3〜5% 程度。
■ 停電時の優先度
最優先。これがないと始まらない。
🥈 第2位:LED照明(ランタン・デスクライト)
■ 理由:夜の生活が“普通に戻る”
停電時に最もストレスが大きいのは 暗さ。
LED照明は消費電力が非常に小さく、
ポータブル電源との相性が抜群。
■ 実測
5WのLEDライト → 100時間以上
10Wのデスクライト → 50時間以上
■ 消費電力
1時間あたり 1〜2% 程度。
■ 停電時の優先度
生活の質を劇的に上げる。
🥉 第3位:小型扇風機(USBファン)
■ 理由:夏の停電は“熱中症リスク”が最大の敵
夏の停電は、
冷房が止まることで一気に危険度が上がる。
USB扇風機は消費電力が小さく、
体感温度を大きく下げてくれる。
■ 実測
USB扇風機(5W) → 80〜100時間
中型ファン(20W) → 20〜25時間
■ 消費電力
1時間あたり 1〜3%。
■ 停電時の優先度
夏は命を守る家電。
🏅 第4位:炊飯器(1〜2合)
■ 理由:温かいご飯は“精神的な安心”につながる
停電時でも、
温かいご飯が食べられると安心感が大きい。
■ 実測
1合炊飯 → 18%消費
2合炊飯 → 26%消費
早炊き → 14%消費
■ 消費電力
300W前後。
■ 停電時の優先度
食事の確保として非常に有効。
🏅 第5位:電気毛布(弱)
■ 理由:冬の停電は“寒さ対策”が最重要
電気毛布は消費電力が小さく、
体を直接温めるため効率が良い。
■ 実測
弱(20W) → 30時間以上
中(40W) → 15時間以上
■ 消費電力
1時間あたり 1〜2%。
■ 停電時の優先度
冬の停電では最強クラス。
🥉 第6位:ノートPC
■ 理由:仕事・情報収集・娯楽
停電時でも、
PCが使えると“生活が止まらない”。
■ 実測
1回の充電 → 10〜12%
700Whなら 6〜7回 充電可能。
■ 停電時の優先度
仕事が止められない人には重要。
❌ 圏外:電気ケトル・電子レンジ・ドライヤー
これらは“停電時に最も使えない家電”。
● 電気ケトル
900〜1200W
途中停止しやすい
700Whでは 3〜4回で空
● 電子レンジ
1000〜1500W
1回の温めで 10〜15%消費
● ドライヤー
1200〜1500W
ほぼ使えない
ポータブル電源の定格を超える
■ 停電時の優先度
低い。代替手段を使うべき。
📊 停電時に“本当に役立つ家電”ランキングまとめ
順位 家電 理由 消費電力 実用度
1位 スマホ 情報・連絡の中心 5W前後 ★★★★★
2位 LED照明 夜の生活が戻る 5〜10W ★★★★★
3位 USB扇風機 夏の熱中症対策 5〜20W ★★★★★
4位 炊飯器 食事の確保 300W ★★★★☆
5位 電気毛布 冬の寒さ対策 20〜40W ★★★★☆
6位 ノートPC 仕事・情報収集 30〜60W ★★★☆☆
圏外 ケトル・電子レンジ 電力が大きすぎる 1000W以上 ★☆☆☆☆
🔚 結論:停電時は“低消費電力家電”が最強
今回の実測から分かったことは以下。
スマホ・照明・扇風機・電気毛布は“圧倒的に効率が良い”
炊飯器は意外と使える(1合で18%)
電気ケトル・電子レンジ・ドライヤーはほぼ使えない
停電時は“電力の使い方”が生活の質を決める
700Whクラスのポータブル電源があれば、
2〜3日程度の停電なら十分乗り切れる
つまり、
停電時に本当に役立つのは“低消費電力で生活を支える家電”。
ポータブル電源を活かすなら、
“何を動かすか”の優先順位が非常に重要になる。
次回は、
週末ソーラー生活の“リアルな電力収支”を公開(1週間ログ)
をまとめていく。
